- 【4/21】ダブルドラゴン、メリーマート…

ダブルドラゴン(DoubleDragon Corporation 証券コード:DD)は16日、小売会社メリーマート(MerryMart Consumer Corp. 証券コード:MM)の発行済株式総数の35%に相当する普通株式を取得すると発表した。現在の筆頭株主であるインジャップ・インベストメンツ(Injap Investments Inc.)から取得する。
DDは2021年4月に、それまでのダブルドラゴン・プロパティーズ・コーポレーションから社名を変更するとともに、定款の事業目的を不動産会社から投資持株会社へと変更し、地方のモールやオフィスビル、ホテルなどに投資してきた。
(2025年4月21日)
- 【4/16】セブ・パシフィック 旅客数2…

セブ・パシフィック航空(Cebu Air, Inc 証券コード:CEB)の2025年1~3月期の旅客数は前年同期比26.3%増の700万人となった。国内線旅客数は27.9%増の520万人、国際線旅客数は21.8%増の180万人。
25年3月単月では220万人で、前年同期比18.9%増だった。
昨年は3月だったイースター休暇が今年は4月に変更されたが、国内線、国際線ともに旅客数が大きく伸びた。
(2025年4月16日)
- 【4/11】フィリピン中銀 0.25%利…

フィリピン中央銀行(BANGKO SENTRAL NG PILIPINAS, BSP)は10日の金融政策決定会合において、政策金利を0.25%下げ、5.50%とすることを決定した。
2025年のリスク調整後インフレ予測は3.5%から2.3%に低下し、2026年も3.7%から3.3%に低下した。
(2025年4月11日)
- 【4/2】Golden MV 当期利益1…

不動産会社ゴールデンMV(Golden MV Holdings, Inc. 証券コード:HVN)が3月31日に2024年12月期決算を発表。当期純利益は前の期の14億ペソから大幅増の1兆ペソとなった。投資不動産の公正価値増加が主な要因。
HVNの2023年12月期の投資不動産は7億3,800万ペソだったが、2024年9月に買収したAlthorp Land Holdings Inc.、Chalgrove Properties Inc. およびLos Valores Corporationが所有している不動産が寄与したことなどから2024年12月期には1兆,3,404億ペソへと増加した。
IFRSやそれに準拠したフィリピン会計基準では、投資不動産について公正価値モデルを選択した場合は、すべての投資不動産を公正価値で毎期評価し、その公正価値の変動から生ずる差損益は、発生した期の損益に含めるものとされている。
(2025年4月2日)
- 【3/21】セブ拠点のサービスステーショ…

2025年初の新規株式公開(IPO)となるトップラインビジネスデベロップメント(Top Line Business Development Corp 証券コード:TOP)の上場が2025年4月8日に予定されている。調達額は最大7.3億ペソ。TOPは当初、昨年11月の上場を予定していたが延期していた。
TOPはセブを拠点にガソリンスタンド・EVステーションの運営、液体燃料その他石油製品の輸送・流通を行っている。23年の売上高は28.7億ペソ(前年比30%増)、純利益は7,800万ペソ(同26%増)、24年第3四半期までの9か月間の売上高も24年比11%増と業績は拡大している。
(2025年3月21日)
- 【3/12】ドゥテ…

フィリピン大統領府は11日、国家警察がロドリゴ・ドゥテルテ前大統領を逮捕したと発表した。ドゥテルテ氏は12日にはオランダのハーグにある国際刑事裁判所(ICC)本部に飛行機で移送された。
ドゥテルテ氏の逮捕は、同政権の物議を醸した麻薬戦争に関連した人道に対する罪の容疑でICCが令状を発行した後に起きた。2016年から2022年まで大統領を務めたドゥテルテ氏は、数千人の死者を出した血みどろの麻薬撲滅キャンペーンを指揮し、その多くは証拠や司法手続きがないままで行われた法外な殺害だったとされている。
ICCは18年に予備調査を始めた。ドゥテルテ氏は捜査に反発し、フィリピンは19年にICCから脱退した経緯がある。
(2025年3月12日)
- 【3/7】ニッケ…

DMCI Holdings, Inc.の子会社で新興のニッケル生産会社DMCIマイニング(DMCI Mining Corporation)と天然資源開発会社ニッケルアジア(Nickel Asia Corporation 証券コード:NAC)は、フィリピンでのニッケル処理工場の開発と運営の実現可能性を探るため、2025年3月4日に提携の覚書を締結した。
この提携でNACはニッケル処理技術と探査に関する専門知識を提供し、DMCIは建設とエンジニアリングの強みに加え、新たな資産を提供する。今後2~3年にわたり、共同探査を通じてニッケル鉱石の安定供給を確保するために協力するとしている。共同出資会社の設立についても協議するほか、現在輸出に適さない低品位ニッケル鉱石を処理する施設も計画している。
フィリピンはニッケルの埋蔵量、鉱石生産量とも世界上位。DMCIマイニングのTulsi Das C. Reyes社長は「フィリピンを世界のニッケルサプライチェーンの主要プレーヤーとして位置づける」と狙いを述べた。
(2025年3月7日)
- 【3/7】インフレ率 5か月ぶりの低水準…

フィリピン統計局が4日、2月のインフレ率は2.1%だったと発表した。1月の2.9%、昨年同月の3.4%から低下した。
主に食品価格の上昇が鈍化したことにより、昨年9月の1.9%以来5か月ぶりの低水準となった。フィリピン中央銀行が2月に2.2~3%と予測した水準も下回っている。
食品とノンアルコール飲料がインフレ率低下の主な要因で、2月の年間上昇率は前月の3.8%から2.6%に低下した。食品のみのインフレ率は、前月の4%から2月は2.6%に低下した。
(2025年3月7日)
- 【3/4】セキュリティバンク 前年比23…

セキュリティバンク(Security Bank Corp. 証券コード:SECB)は4日に2024年度の決算を発表。総収益は前年比28%増の549億ペソ、純利益は同23%増の112億ペソと、いずれも過去最高であった。
クレジットカード(同64%増)、自動車ローン(同54%増)、中小零細企業向け融資(同54%増)が牽引役となった。
(2025年3月4日)
- 【2/19】フィリピン不動産販売大手、株…

代表取締役河原一聖と取締役高井慧冴が逮捕
2月13日未明に大阪市の不動産会社「ELITE(エリート)」代表取締役河原一聖(35)が逮捕された。現在、同社のHPもアクセスできない状態だ。
エリート社は今年1月に開催された資産運用EXPOにも出店しており、顧客も多数いたようだ。同社のHPは事実上封鎖されており顧客からも不安の声がでているという。
同社ではフィリピン不動産のプレビルドを販売しており竣工までは5年から6年はかかる。長期にわたってサポート体制が必要なため、今回の逮捕をきっかけにフィリピン不動産の購入者との2次トラブルの可能性もある。同社が存続できない場合はお金が支払われない、仲介業務が放棄される、賃貸管理が滞るなど多数の2次トラブル懸念が発生するので注意が必要だろう。
ただし、今回の逮捕は同社の本業とは無関係のようだ。不動産事業は継続できる可能性もあるが一般的に代表が逮捕された場合には会
社の存続は容易ではない。
なお、逮捕の具体的な理由としてERITE社は偽のまつげ美容液を販売したとして、商標法違反(侵害とみなす行為)と医薬品医療機器法違反(模造医薬品の販売)などの疑いで逮捕された。
河原容疑者らは2024年4月に製薬会社「水橋保寿堂製薬」のまつげ美容液の「EMAKED(エマーキット)」の模造品6個を、通販サイトを介して客1人に計2万4千円(1個4千円)で売り、同社の商標権を侵害し、さらに健康被害をおこした疑いがあるという。
河原氏のInstagramより。ERITE社のホームページは現状でアクセスできない
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(2025年2月19日)
- 【2/19】海外からの送金 過去最高の月…

フィリピン中央銀行(Bangko Sentral ng Pilipinas)は17日、フィリピン海外労働者(OFW)からの送金額が2024年12月は過去最高の37億ドルに達したと発表した。年間では383億ドルでこれも過去最高。
月間送金額は2023年12月から3.0%の増加、年間送金額も2023年から3.0%の増加となった。2024年通年の送金は、フィリピンの国内総生産(GDP)と国民総所得(GNI)のそれぞれ8.3%と7.4%を占めた。
送金元を国別にみると、米国が40.6%で最も多く、次いでシンガポールが7.2%、サウジアラビアが6.4%、日本が4.9%だった。
(出所:フィリピン中央銀行)
(2025年2月19日)
- 【2/13】12月の…

フィリピン統計局は6日、2024年12月の失業率は3.1%だったと発表した。これは2023年11月以来の低い水準。4%を下回るのは2023年9月から4か月連続となった。
産業グループ別では、サービス部門が就業者数でトップであり、12月の総就業者数の60.5%を占めた。農業部門と工業部門は、それぞれ就業者数全体の21.3%と18.3%を占めた。
また、12月の就業者数の年間増加数が多いサブセクターは、運輸・保管(55万5千人)、建設(26万3千人)、管理・支援サービス活動(22万3千人)であった。
(2025年2月13日)
- 【2/5】エンペラドール、メキシコの蒸留…

フィリピンの蒸留酒大手エンペラドール(Emperado 証券コード:EMI)は1月、メキシコの蒸留酒メーカー、デスチレリア・ロス・ダンサンテスの買収を発表した。EMIのメキシコ子会社を通じ、ロス・ダンザンテス社の株式60%を8000万メキシコペソ(約2億2600万フィリピンペソ)で取得する。
ロス・ダンザンテス社はメキシコの蒸留酒であるメスカルを手掛け、20カ国以上に輸出している。EMIはウィスキーや「エンペラドール」ブランドが販売量世界一のブランデーに強みをもつが、新たにメスカルが加わる。EMIは近年、シンガポール取引所への上場も果たすなど、積極的な海外戦略を進めている。
(2025年2月5日)
- 【1/28】アジア開発銀行、アヤラに最大…

EV充電ネットワーク構築を後押し
アジア開発銀行(ADB)は27日、フィリピン大手コングロマリット、アヤラ・コーポレーション(Ayala Corporation 証券コード:AC)に、最大1億ドルの融資を行うことを決めた。この資金は、電気自動車充電ステーションの調達と設置、および商業流通用の電気自動車の購入に使用される。
EVメーカーとしては2024年5月にベトナムのビンファスト、2024年11月に米テスラがフィリピンに進出しているが、EVの同国での普及は他のアジアの国々より遅れている。初期費用の高さや、充電インフラの不足などが大きな障壁となり、2024年の新車販売台数に占める電気自動車(EV)の割合は1%ほどとされる。今回の融資によりEV充電インフラの迅速な構築とEV普及が期待される。
(2025年1月28日)
- 【1/14】セブ・ランドマスターズ、コワ…

フリーランサーや中小企業がターゲット。リモートワークの拠点に
ビサヤとミンダナオのデベロッパー、セブ・ランドマスターズ(Cebu Landmasters Inc. 証券コード:CLI)は14日、事業多角化の一環として、セブ市に初のコワーキングスペース「WorkNook」をオープンした。
WorkNookはセブ市のベースライン・センター内に開設され、フリーランサーや中小企業、学生にワークスペースを提供する。個室オフィス、コワーキングエリア、設備の整った会議室に加えて、高速インターネット、オフィスグレードの家具、コーヒーが飲めるパントリーなどのアメニティも完備している。CLI はWorkNookがリモートワークやスタートアップの拠点として利用されると見込んでいる。
(2025年1月14日)