【5/8】信用格付け引き上げに楽観的な見方
S&Pグローバル・レーティングは6日に開催したウェビナーにおいて、フィリピンの信用格付けの引き上げについて楽観的な見方を示した。
同社のアジア・ディレクターであるRain Yin氏は、米国による相互関税措置の関税率が17%とASEAN地域の他の国よりも低い水準であることや、輸出のかなりの部分がサービスであり、米国との二国間貿易額はそれほど大きくないことを理由に挙げたうえで、「現在の明るい見通しを踏まえ、力強い成長軌道、経常収支赤字の縮小、そして財政再建により、今後1~2年で格付けを引き上げることができると期待している」述べた。
(2025年5月8日)