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【10/24】OFWによる投資の規制を緩和

フィリピン中央銀行(BSP)は、より多くの海外在住フィリピン人(OFW)に投資の選択肢を提供するため、規則を改正した。

個人株式・退職年金口座(PERA)のユニット投資信託(UITF)は、これまで、非居住者の保有比率が10%を超えると、中央銀行が発行する債券であるBSP証券への投資が認められていなかった。今回の改正により、BSPからPERA-UITFとして認定されたUITFは、この制限の適用除外となる。

現在、PERA-UITFを運用する13社のうち9社が、非居住者保有比率の10%制限を超えているが、今回の変更により、これらの企業はポートフォリオの多様化を図ることができる。

BSPは今回の改正の意義を「国内外を問わず、フィリピン国民が安全で持続可能な退職後の貯蓄を積み立てるのに役立つ。また、フィリピンの民間年金制度の発展と国内資本市場の強化にも貢献する」としている。

(2025年10月24日)

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