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【8/14】アヤラ 2Qの株主帰属純利益は17%増

アヤラ・コーポレーション(Ayala Corporation 証券コード:AC)の第2四半期の株主帰属純利益は、前年同期の92億1,000万ペソから17%増加し、107億6,000万ペソとなった。銀行事業と不動産事業が好調だったことと、2024年に計上された減損費用の増加が主な要因。

部門別では、バンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランドを筆頭とする銀行部門は純利益が8%増の330億ペソとなった。アヤラ・ランドなどの不動産部門は不動産開発、リース、ホスピタリティ事業が牽引役となり、純利益が8%増の142億ペソとなった。グローブ・テレコムがけん引する通信部門は、純利益が14%減少し124億ペソとなった。
電力部門では、ACENはベトナムのラックホアおよびホアドン風力発電事業における27億ペソの減損により、純利益が88%減少し7億6,300万ペソとなった。ACENの親会社であるACEICは、ACENおよび火力発電所からの収益減少等が響き、コア純利益が39%減少し41億ペソとなった。

(2025年8月14日)

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